お知らせ

【追悼】服部克久終身名誉館長

【追悼】
 6月11日、当ホール初代館長・終身名誉館長の服部克久氏が83歳で逝去されました。
 服部館長は、開館前の2005年に着任。プレイベントとして行った東京ポップスオーケストラメンバーによるアウトリーチコンサートをはじめ、2006年の開館記念コンサートも自らプロデュースされ、MJ開館を華々しく彩ってくださいました。
 その後も様々なプロデュース公演を企画してくださいましたが、中でも、小六禮次郎氏、三枝成彰氏、ボブ佐久間氏など著名な編曲家をフィーチャーした「アレンジャーズサミット」シリーズは、アレンジ(編曲)の面白さや重要性を伝えたいという強い想いを感じるコンサートでした。
 また、印象深かったのが、2009年に開催した「Super Generation2009~服部良一・克久・隆之 三代コンサート」。昭和の歌謡曲から現代ドラマテーマ曲まで、3氏が世に送り出したヒット曲満載の贅沢なコンサートで客席は多いに盛り上がりました。この時に、当時まだ小学生だった館長のお孫さん(ヴァイオリニストの百音さん)がサプライズで登場し、服部4代の素晴らしい演奏を聴くことができたのでした。
 終身名誉館長に就任後も、常に都城のことを気にかけてくださり、2011年の新燃岳噴火の際に寄付をされたり、2016年の開館記念コンサートでは、久しぶりにステージでピアノを披露してくださいました。
 壮大なオーケストラの迫力や、歌謡曲から現代曲までの幅広い日本楽曲の魅力、そしてアレンジの世界。一つのジャンルに偏ることなく、さまざまな音楽の楽しみ方を私たちに教えてくださったように思います。
 長年にわたる都城の文化振興へのご尽力に深く感謝するとともに、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2020年6月 
都城市総合文化ホール

インターネット施設予約 インターネットチケット予約 友の会会員募集 隔月刊MJ お客様ご利用アンケート なのはな食堂 360度パノラマ
アクセス 駐車場のご案内 座席表 資料ダウンロード 快適な鑑賞のために

メセナ会員

住友ゴム工業株式会社宮崎工場 霧島酒造株式会社