開催日時: | 2013年1月27日 |
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開場: | 13:30 |
開演: | 14:00 |
場所: | 都城市総合文化ホール 中ホール「あさぎり」 |
料金: | 全席自由 入場無料(要整理券) |
お問合せ先: | 都城市文化振興財団 TEL:0986-23-7140 |
販売開始日 | 2013年1月6日 |
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都城市総合文化ホール | ■チケットカウンター 9:00~19:00 |
購入可能枚数 | 制限なし |
チケットに関するご注意
※4歳から入場可能
「おかげ祭り」への密着取材から生まれた創作脚本。
みやこんじょの夏景色が演劇に。
12月の第3回発表公演「ふちもふち/こめもこめ」を盛況のうちに終えた、スマイルみやこんじょが早くも第4回公演を行います。
劇作家の島田佳代(演劇集団非常口/鹿児島県伊佐市)と戯曲講座受講生は、
24年5月~7月にかけて「おかげ祭り」に密着し、関係者だけでなく、沿道の人々など多くの市民に取材をしました。
出来上がった脚本は、「おかげ祭り」だけではなく、私たちが愛すべきまち都城で、
ささやかながらもドラマティックに繰り広げられている、ごく普通の人々の暮らしが描かれています。
25年7月に本公演を開催しますが、それに先駆けて、入場無料のリーディング(台本を手に持って読む)公演を開催します。
主に聴くことで楽しむ今回の上演形式は、脚本をよりストレートに味わうことが出来ます。
脚本の良いところ、気になるところを、広く市民に問うための試演会の意味合いがありますので、
ぜひ多くの方にご来場いただき、アンケートにもどしどしご意見をお寄せ下さるようお願いいたします。
あらすじ
2042年、夏。
そこは、みやこんじょにある床屋「理容カワノ」。理容師の結は、亡き祖父の後を継いで店を守っている。
結のいとこ・和也は、ときわ通りに店を構える洋品店の二代目だ。おかげ祭りが近づき、「ときわ賑わい広場」の準備に追われていた。
夕暮れ時、蝉の声と共に理容カワノの扉が開く。
立っていたのは、結の友人・夏希だった。
一方、おかげ祭りで神輿を担ぐ直樹は、今年も理容カワノへ角刈りの予約を入れ、例年以上に張り切っていた。婚約者・ゆかの母親が初めて祭りを観に来ることになったのだ。
そんな中、和也の娘・菜緒子の行方がわからなくなる。ピアノ教室へ行ったきり、日が暮れても家に戻らないという。菜緒子を探すため、店を飛び出す結と夏希。
同時刻、神柱宮境内。
小さな菜緒子に出会い、声をかけたのは、直樹の婚約者・ゆかだった―。
おかげ祭り、ときわ通り商店街。
愛しい人々、恋しい町。
わたしたちの想いは時を越え、どこまでも遙かに響いてゆく。
力強い、神輿のかけ声のように。
脚本原案/楠原かずよ、丸山みどり、日高容子、内田敏幸
加筆・構成/島田佳代(演劇集団非常口)
演出/河野ミチユキ(ゼロソー)
主催/都城市文化振興財団・MAST共同事業体
助成/財団法人地域創造
平成24年度文化庁 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ