開催日時: | 2012年9月1日(土)、2日(日) |
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開場: | (9/1)18:30~ (9/2)13:30~ |
開演: | (9/1)19:00~ (9/2)14:00~ |
場所: | 都城市総合文化ホール 中ホール「あさぎり」 舞台上特設小劇場(限定100席) |
料金: | 全席自由 大人:1800円 学生:1300円(小学生~大学生) |
お問合せ先: | 都城市文化振興財団 TEL:0986-23-7140 |
販売開始日 | 7月1日(日) |
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プレイガイド | 都城市総合文化ホールのみ |
購入可能枚数 | 1会員につき4枚まで。 |
会員価格 | なし |
販売開始日 | 7月8日(日) |
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都城市総合文化ホール | ■チケットカウンター 9:00~19:00 ■電話予約 販売初日のみ13:00~ (翌日以降は9:00~19:00) MJチケット予約先行番号 0986-23-7190 |
プレイガイド | ■ローソンチケット 【TEL】0570-084-008(自動受付) Lコード:88397 |
購入可能枚数 | 制限なし |
チケットに関するご注意
※予約・購入後の変更は、一切出来ませんのでご了承ください。
※未就学児童は入場できません
※当日券は500円高
F'sCompany 15周年記念九州まるかじりツアー 宮崎公演
現代社会の中に潜む人間の弱さを寓話化して描き人気の劇団の新作。
作・演出の福田修志さんは、都城での市民参加型舞台公演の脚本を担当されたほか、「まちピクニック@都城駅前編」や「MJsongs作詞講座」でも進行を務め、都城にファンを増やしています。
劇作家としても、当ホールでも上演した『マチクイの詩』は日本劇作家協会新人戯曲賞優秀賞を受賞し、昨年度は『ワレラワラルー』が九州戯曲賞最終候補となるなど確実に評価を高めています。
今回は中ホール舞台上に設けた特設小劇場にてご覧いただきます。
その席数は、限定100席。
みなさん、お早めにお買い求めください!
友達に薦められた『本当ノート』。
語れない本音を書き合うため、私と彼は始めることにした。
仕事の愚痴、友達の悩み、感謝の気持ち、愛する気持ち。
面と向かって言えないことは『本当ノート』に書かれてある。
…はずだった。
彼の部屋の掃除をして見つかった、もう一つのノート。
二段目の引き出しの上から四番目。
私はそれを『妄想ノート』と呼ぶことにした。
≪長崎公演アンケートより≫
■僕のノートは心の中にあり、空想・妄想をくり返しながら記している。この作業は息を引きとるまで続く。(60代・男性)
■なんか映像を見てるようで面白かったです。(40代・男性)
■意味もなく感動した(50代男性)
■深かった。よくわからないところもあり、いろいろ想像できるお話だと思いました。
■話の展開が予想できなかったところが面白かった。SNS全盛期の現代に疑問を投げかけるような着眼点が素晴らしいと思った。
福田修志さんより、メッセージをいただきました!
僕たちの世界には今、『本当のこと』が溢れています。
一つの出来事に対して、様々な人達が「我こそは真実だ」と叫び、
何が本当なのか分からない時代にあります。
例えば、ある一つの食べ物があるとして、僕が「これは美味しい」と言っても、
もちろん美味しくないと言う人もいるでしょう。
味覚なんて主観なんだから、
美味しいか美味しくないかには真実なんてないのです。
なのに相手も否定する。
「美味しいと嘘をついている」「美味しくないなんて味覚がおかしい」。
そうして二つの本当のことが生まれます。
決して混ざり合うことがない本当のことが溢れる時代。
それが今のように思うのです。
この物語は、二人の男女それぞれの本当のことが混ざり合わないお話です。
大好きな彼が妄想の中で生きていると信じた女と、
彼女の幻影を追い続け自分の世界を受け入れられない男の物語。
出来事は一つ。
だけどそれぞれ別の風景を見ていて、
それぞれ本当のことを『本当ノート』に書いている。
それはとても悲しくて苦しい。
でもどうにもならないことなのか?
きっとどこかに解決のヒントは隠されていて、
それはきっとちょっとしたことなんじゃないだろうか?
自分が書く本当ノートと、誰かが書く本当ノート。
それと別にもう一冊、二人で書く本当ノートをあなたの中に作ること。
どこかにある答えを見つけるのではなく、
あなたの中にある答えに気づくこと。
その一歩をあなたに、踏み出して欲しいのです。
【作・演出】福田修志
【キャスト】松本恵
田中俊亮
末永都
荒木智也
宮本未貴 (以上、F's Company)
神水流じん子(宮崎県ゲスト俳優、劇団25馬力)
【上演時間】90分(予定)