開催日時: | 2017年9月18日(月・祝) |
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開場: | 13:30 |
開演: | 14:00(上演時間約100分+アフタートークあり) |
場所: | 都城市総合文化ホール 中ホール「あさぎり」舞台上特設小劇場 |
料金: | 全席自由(約120席)(車椅子席あり) 一般2300円 高校生以下1000円 |
お問合せ先: | 都城市文化振興財団 TEL:0986-23-7140 |
販売開始日 | 7月8日(土) |
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都城市総合文化ホール | ■チケットカウンター 9:00~19:00(水曜日休館) ※発売初日は10:00~ ■電話予約 9:00~19:00(水曜日休館) ※発売初日は13:00~ MJチケット予約先行番号 0986-23-7190 ■インターネット予約・購入 NEW! 24時間購入可能。 ※発売初日は10:00~ インターネットでの予約・購入はこちら♪ ※チケット購入の流れ(手数料や期限)詳細はこちら |
その他のプレイガイド | ■チケットぴあ(セブン-イレブン・サークルKサンクス) 【TEL】0570-02-9999(音声) Pコード:480-237 |
購入可能枚数 | 制限なし |
チケットに関するご注意
※予約・購入後の変更は、一切できませんのでご了承ください。
※前売り券完売の場合、当日券の販売はありません。
※未就学のお子様の入場はご遠慮ください。
※託児サービスを行っています。(有料)(詳細はこちら)9/4(月)まで受付、定員に達し次第締め切ります。
※車椅子で鑑賞できる「車イス席チケット」を販売しています。介助者が隣で鑑賞される場合も車イス席をご購入ください。取扱は都城市総合文化ホール(窓口/電話/インターネット)のみ。
【重要】台風18号の影響が懸念されましたが、9/18の本公演は予定通り実施いたします。
飛ぶ劇場 30th anniversary ! vol.38
『生態系カズクン』作・演出/泊篤志 (とまりあつし)
元々人間は海から来たことになっとりまして、死んだら、海に返さんばいけんとです。
北九州市を拠点とし、日本全国で活動している劇団 “飛ぶ劇場” がMJに!
1997年に新人劇作家の登竜門とされる「劇作家協会新人戯曲賞」を受賞し
再演は比較的珍しいとされる演劇界において、好評を受け2003年まで各地で再演を重ねた『生態系カズクン』
このたび、劇団創立30周年を記念して14年ぶりに、北九州、久留米、そしてここ都城で復活上演されます
20年にわたって多くの人々に愛され続け「また観たい」と思わせる名作
待望の再演を、どうぞお見逃しなく
都城の皆さん、宮崎の皆さん、もうちょっと広げて南九州の皆さん、こんにちは。
飛ぶ劇場の泊と申します。ここ10年ほど公演を行ったり、ワークショップで訪れたり、戯曲講座をやったり、市民参加型劇を作ったりしているので既に顔見知りの方もけっこういるんじゃないかと思います。
この度、我が劇団、飛ぶ劇場が創立30周年となりまして、久しぶりに代表作『生態系カズクン』を上演することになりました。1997年、飛ぶ劇場10周年で上演され、翌年「第3回 劇作家協会新人戯曲賞』を受賞することになった、飛ぶ劇場の出世作とも言える作品です。今回は14年ぶりの復活再演となります。
九州の片田舎、棒ヶ削(ぼうがずり)に生きる一家の、生と死をあっけらかんと描いたこの作品は、受賞作となった事もあり発表から数年間で何度も再演を重ね、全国8ヶ所で公演する機会にも恵まれました。
自分にとっても節目となった大切な作品を都城で上演できる、南九州の皆さんに観てもらえるというのは本当に嬉しいことです。舞台の設定は「葬儀の日」です。観客の皆さんで舞台を囲みながら、葬送の物語を楽しんでいただければと思います。
「飛ぶ劇場」代表 泊篤志
[キャスト]
桑島寿彦、内山ナオミ、木村健二、葉山太司、
脇内圭介、 中川裕可里、宇都宮誠弥、佐藤恵美香、
太田克宜、文目卓弥、青木裕基、はまもとゆうか(大帝ポペ)
[スタッフ]
作・演出/泊篤志
照明/岩田守((有)SAM)
音響/杉山聡
衣裳/内山ナオミ(工房MOMO)
舞台美術/森田正憲((株)エフジーエス)
宣伝美術/トミタユキコ(ecADHOC)
制作/藤原達郎・木村健二
【主催】 都城市文化振興財団・MAST共同事業体
【企画・製作】飛ぶ劇場
【協力】 (株)エフジーエス、(有)SAM
あらすじ
九州の棒ヶ削(ぼうがずり)に住む一族、麦山家の物語。
祖母が亡くなった葬儀の日、祖母のご遺体が入った棺桶が部屋に運び込まれてくる。ご遺体に「魂」が宿って無いのでこのままでは葬儀を続けられないのだという。一族は祖母の魂を呼び戻すべく、棺桶を囲んでにぎやかに騒ぎ始める。果たして祖母の魂は戻って来るのだろうか、無事に葬儀は執り行えるのだろうか。その状況を猫に似た動物、カズクンがかなめ石のように鎮座し見つめていた。
<過去公演のアンケートより>
●生きていく事は、そんなにロマンチックでドラマチックでなくて一人一人はちっぽけで、思い通りにならないところを絶妙なバランスで何とかしてるのだと思いました。(20代女性)
●なんだか不思議な空間でした。普段言えないことも葬式という慣れた部屋であってもいつもと違う場所で正直に素直になっていく…そして吐露してしまう、何でなんだろう(30代女性)
●生き物と、生き死に、恋愛ごと、繋がりとかはただのサイクルだけども、それに感銘を受ける事に生きる意味があるのだなぁと思いました。(20代女性)
●ノンストップで観ていても少しも飽きませんでした。メイクがくずれない様に、こみ上げてくる笑いと感動の涙をふくのが大変でした(笑)(20代女性)
[飛ぶ劇場 TOBU-GEKIJOU(Flying Theater)]
1987年、北九州の大学演劇OB等により結成。93年に現代表の泊篤志が東京からUターンし、作・演出として集団の方向性の舵取りを始める。95年に泊が正式に劇団代表を引継いで以降、北九州市を本拠地として、積極的に全国で公演を行っている(現在は『睡稿、銀河鉄道の夜』で全国各地に出没中)。何気ない日常から出発し、とんでもない非日常に観客を連れ去りたい・・・、そんな作風を得意としている。
・2010年 飛ぶ劇場『睡稿、銀河鉄道の夜』上演
都城市総合文化ホールとのかかわり
・2010年「世界の秘密を1つ知るための演劇ワークショップ」講師:泊篤志、木村健二
・2008年「劇的サプリメント~誰にでも書ける貴方にしか書けない戯曲講座」講師:泊篤志
・2015年「市民参加型舞台制作事業“ドラマをつくる会”スマイルみやこんじょ第7回公演『妖怪ガグレ、街に現る~みやこんじょ家族のオムニバス悲喜劇』」脚本・演出:泊篤志