開催日時: | 2016年12月4日(日) |
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開場: | 12:30 |
開演: | 13:00 |
場所: | 都城市総合文化ホール 中ホール「あさぎり」 |
料金: | 全席自由(当日10:00から、入場整理券を配布します) 入場無料 |
お問合せ先: | 都城市文化振興財団 TEL:0986-23-7140 |
「第10回民俗芸能祭」の様子が、BTVケーブルテレビさんにて放送していただけることになりました。
大人だけでなく子どもたちの演舞や美しい山鹿灯籠踊りで盛り上がった今年の芸能祭を、
ぜひ新年にご家族でお楽しみくださいませ。
~放送日~
1月1日(日)~1月7日(土)
【1回目】13:00~14:30
【2回目】19:00~20:30
1日2回、各90分間
~チャンネル~
121chですので、お間違いのないようお気を付けください。
民俗芸能が集い、共演する祭典
~ふるさとの心を感じ、伝える~
私たちの郷土・都城には、数多くの民俗芸能が残っています。
霧島の山々と大淀川に育まれ、
農業が盛んなことから、五穀豊穣を祈念する踊りが多いのが特徴です。
現在都城市民俗芸能保存連合会に加盟する保存会は69団体。
10年前と比べ 、13団体が途絶えてしまいました。
都城市は、これらの芸能を大切に後世へ伝え、
郷土の誇りとしていくために、民俗芸能祭を開催しています。
当日は、実演だけでなく、解説の先生による説明やインタビューも行います。
市内の民俗芸能団体をまとめたパネル・映像のロビー展示もあります。
ぜひこの機会に足を運び、
郷土の心に想いを馳せてみてはいかがでしょう。
■■ 過去来場者の感想 ■■
普段はほとんど興味のないジャンルでしたが、地道な練習を続け、伝統を守って下さっている方々に感謝したいと思いました。高齢の父は大変なつかしがっていました。(50代女性)
今日は初めてでしたけど、大変にぎやかで感動しました。
次回もぜひ見に来たいです。(30代男性)
重信優さんがあせをながしながら(演奏)していました。みんなとってもじょうずでした。(10代女性)
大変面白かった。もっとたくさんの人に、特に若い人に見てもらいたい。私が子供のころはこういった芸能に触れる機会が全くなかった。かろうじて、ジャンカン馬は見たことあった。こんなに多くの民俗芸能があるのに知らないまま生活するのはもったいないことだと思う。(30代女性)
民俗芸能についての解説がよかったです。歴史的な意味を知ったうえで踊りを見ると、今までと違った鑑賞をすることが出来ました。腹の底から絞り上げる発声や掛け声が生命力を感じ、素晴らしいと思いました。(60代女性)
■■ 都城の民俗芸能 ■■
◎都城市民俗芸能動画はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCoKz5G1fhynLDF22mT_dWaQ
出 演
※出演順は未定の為、以下順不同です。
千草奴踊(菓子野町)
由来には、島津の琉球攻めに従軍した志々目某(なにがし)が伝えたという説がある。状態を起こしたまま手足で踊るのが特色であり、現在は千草地区の小学生「おこ(生女)ん子」が踊り伝えている。
有水鉦踊り(高城町)
有水地方を収めていた有水備前守の亡魂を弔うため、奉納したのが始まり。哀調を帯びた鉦の音が絶妙の旋律を澄み通らせ、矢旗を背負った踊り手は、胸につるした太鼓を打ちたたき、勇壮活発に踊る。
平江俵踊(平江町/大王小学校)
平江町は、鉄道開通に伴い都城地方の米集荷の中心として栄えた。踊りは、明治初期に東諸県郡本庄町から移り住んだ後藤平作が伝えたといわれ、町ぐるみで伝承されてきた。豊作を感謝するとともに、作神を送り出すための踊りである。
安久節(安久町)
江戸時代、島津家久が琉球征伐の軍を発した。このとき、都城領から従軍した安久郷士が「安久節」を唄い、士気を高め琉球を征服したのが発生といわれる。その後、酒宴唄・労作唄としても広まった。一説には「鹿児島おはら節」のもと唄ともされる。
谷頭相撲甚句踊り(山田町)
相撲甚句とは、相撲の始まりに唄う日本民謡の一種。大正2年、吉都線開通により谷頭駅が設置され、地区は次第に活気を呈すようになった。この駅の落成式で踊ったのが始まりと伝えられている。
下長飯手拍子太鼓踊(下長飯町)
明治中ごろ、地区の若松清吉宅に大阪(または四国)から来たという六部どんが訪れ、三味線曲と踊りを教えたのが始まりとされる。扇などの採り物を用いず、手で拍子をとりながら踊るので、手拍子踊という。
特 別 出 演
山鹿灯籠踊り(熊本県山鹿市)
和紙と糊(のり)だけで作られ、室町時代から伝わる伝統工芸品「山鹿灯籠」を頭に掲げ灯をともし、優雅で美しい踊りを披露する。お盆に大勢の助成が一同に踊る千人踊りは有名。
ゴッタン演奏(都城市・重信優)
旧薩摩藩領域に伝わる民俗楽器。箱三味線とも言う。皮でなく板張りなのが特徴。
名前の由来は、中国地方で広く用いられる「古弾(ぐうたん)」と呼ばれる楽器。一向宗(浄土真宗)禁制の時代に、念仏代わりにうたう唄の伴奏楽器として、広く人々に親しまれた。