開催日時: | 高鍋:2016年7月23日(土) 都城:2016年7月24日(日) |
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開演: | 高鍋:講演会 10:00~ 体験講座 13:15~ 都城:体験講座 9:30~ 講演会 14:00~ |
場所: | 都城市総合文化ホール |
料金: | 参加費 体験講座 1,000円 講演会 500円 |
お問合せ先: | 高鍋:あわいや 090-6773-5699(生駒) 都城:都城市総合文化ホール 0986-23-7140 |
「老いと演劇」OiBokkeShi主宰
菅原直樹さんが宮崎にやって来ます!
認知症の人は見当識障害や記憶障害によって、大切な記憶を忘れてしまうかもしれないし、愛する人が誰だかわからなくなってしまうかもしれません。しかし、認知症の人はいまここを楽しむことはできるのです。関わり方によってはいまここを楽しむことができる。これは大きな希望だと思います。
認知症の人の言動を受け入れる演技や、身体をつかった遊びなど、演劇には介護の現場を豊かにするヒントがいっぱい詰まっています。OiBokkeShiの活動を通じて、多くの方々に「いまここをともに楽しむ介護」をお伝えすることが出来ればと思います。
出典 Bricolage 2015 冬号 特集 「No Art No Care」菅原直樹さん寄稿
どんな体験をするの?
体験講座 所要3時間 参加費1,000円
演劇は、日常生活のコミュニケーションに意識的になることができるツールです。よりよい演技をするためには、日常生活で自分がどのように言葉をしゃべり、身体をうごかしているのか、意識的にならなければなりません。
介護者と認知症の人を疑似体験し、認知症の人との関わり方をじっくりと考えます。「ボケ」を正すのではなく、演技で自然に受け止める。介護の現場に演劇の知恵を生かして、認知症の人と“いまここ”を楽しみましょう!
≪プログラム内容≫
★老いと遊び/介護現場で実践されている演劇的手法「遊びリテ―ション」を体験します。
★ボケと演技/認知症の人との関わりに演技は必要なのか? コミュニケーションの本質に迫ります。
★老いを演じる/認知症になった「わたし」が登場する介護現場のシーンを集団創作します。
講演会 所要2時間 参加費500円
演劇人として、また介護福祉士として、これまで菅原直樹さんが培ってきた様々な経験をもとに、演劇の手法を用いた認知症の人との関わり方、認知症ケアの楽しさ等を分かりやすくお伝えします。まだ介護に直面していない人にもオススメです。
どういう想いで企画したの?
普段の生活の中では演劇って縁遠いものだと感じる人も多いかもしれません。でも、菅原さんのお話を聞く、あるいは体験講座で実際に演劇を体験してみると、とても身近に感じられ、また演劇の手法を用いることで介護が楽しいと思えたり、気持ちが軽くなることにも驚かれると思います。介護と演劇の相性の良さをいろんな方に知っていただきたく、障がいある方と共に表現活動を行う「あわいや」さんと協働し、高鍋・都城の2会場で実施します。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。(都城市総合文化ホール 事業課 松原正義)
いつ、どこであるの?
スケジュール
7/23(土) 高鍋町老人福祉館大会議室
高鍋町大字北高鍋311(高鍋町総合福祉センター敷地内)
10:00~12:00 講演会
13:15~16:15 体験講座
7/24(日) 都城市総合文化ホール
都城市北原町1106-100
9:30~12:30 体験講座(練習室1)
14:00~16:00 講演会(会議室1)
どうやって申し込むの?
■お伝えいただくこと
①名前(よみがな)
②電話番号orメールアドレス
③高鍋会場or都城会場どちらに参加か
④体験講座or講演会どちらに参加か(両方も可)
⑤参加動機(体験講座に参加希望の方のみ)
■申込先・申込方法(※高鍋と都城でそれぞれ異なります)
高鍋会場 あわいや・生駒まで
メール m.awaiya.ya@gmail.com
電話 090-6773-5699
都城会場 都城市総合文化ホールまで
メール mjhall@mj-hall.jp
FAX 0986-23-7143
※定員になり次第、受付を終了いたします。
※体験講座と講演会は定員が異なるため、両方を希望された場合でも、どちらか一方だけの受付となることがあります。
高鍋会場 主催:あわいや 共催:都城市文化振興財団・MAST共同事業体
都城会場 主催:都城市文化振興財団・MAST共同事業体 共催:あわいや
菅原直樹(すがわら なおき)
1983年、栃木県出身。俳優、介護福祉士。四国学院大学非常勤講師。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。劇作家・演出家の平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。小劇場を中心に前田司郎、松井周、多田淳之介、柴幸男、神里雄大など、新進劇作家・演出家の作品に多数出演。
2010年より特別養護老人ホームの介護職員として働く。介護と演劇の相性の良さを実感し、地域における介護と演劇の新しいあり方を模索している。2012年、岡山県和気町に移住。2014年より認知症ケアに演劇手法を活かした「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。
OiBokkeShiの活動を密着取材したドキュメンタリー番組「よみちにひはくれない~若き“俳優介護士”の挑戦~」(OHK)が第24回FNSドキュメンタリー大賞で優秀賞を受賞。