開催日時: | 2011年11月7日、11日、14日 |
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市民参加型舞台制作事業 ドラマをつくる会“スマイルみやこんじょ”は8月にホール公演を行いましたが、参加者の“もっともっと”という熱意もあり、9月に「MJフェスタ」での朗読をおこなったり、11月から「小さな朗読会」を始めたり、いくつかのプロジェクトを動かしています。(次回のホール公演は3月です)
その一つとして、ホールを飛び出して地域に朗読を届けようと企画したのが、老人保健施設向けレクレーションプログラム「笑おう、楽しもう。」です。
参加者は(愛称で)、里美さん、ぷんちねえちゃん、秀子さん、大ちゃん。それぞれの特技を生かしつつ利用者にも楽しんでもらえるような内容で、全体の流れもよく考えて、もちろん朗読をお届けして…というのを自分たちで考えるところから始めました。大ちゃんは、当初は脚本担当としての参加予定でしたが、メンバーが揃わず利用者の前に立つことになりました。骨子となるアイデアとアドバイスをくださった○○さんにも感謝です。
当初は、専門職ではない自分たちが施設でどう振る舞えばいいのかと悩むメンバーもいました。自分たちが楽しく動けないと施設の利用者さまにも楽しんでもらえません。楽しい時間を過ごしてもらうことを最大の目的とし、話し合いと練習を重ねるうちに内容をより良い方向に変化させました。
本番を終えた今でも、本当に喜んでいただけたのか…と思うことはありますが、職員の方には、利用者の皆様がよく反応をしていたことをお聞きしました。完成度の高いプログラムだったと言っていただいたところもありました。回を重ねると、もっともっと良くなるはずで、また、どちらかにお伺いする機会を作れたらと思っています。広くご案内できる日までお待ちください。
当日のプログラム(45分)
1:顔のツボ押し~3分で5才若返る~ ※利用者に実践を促します
2:「ふるさと」の1番を手話歌で楽しもう ※利用者に実践を促します
3: ゆっくりと、独唱に聴き入ろう ※オペラ独唱曲「オンブラ・マイ・フ」、「もみじ」
4:落語の小噺を楽しもう ※都城を拠点に活躍する柱大輔のコーナー
5:「寿限無」を朗読劇として楽しもう
訪問施設
11月7日(月)メディカルシティ東部病院 通所リハビリテーション
11月11日(金)社会福祉法人大淀福祉会わかば
11月14日(月)吉松病院 デイケアセンター
職員の方々の振る舞いを見て、勉強させていただくことも多くありました。ご協力ありがとうございました。
(事業課 松原正義)